堀川の工事について
- 2021/12/28
- 10:35
皆さんこんにちは。寒波到来で、名古屋も雪景色となりました。
今日は、いつもと趣向を変えて、堀川のあちらこちらで行われている工事についてご紹介します。
堀川はもともと名古屋の城下町へ物資を運ぶための運河として開削されましたが、現在は庄内川水系の一級河川として治水の役割を担っています。平成22年に策定された河川整備計画に基づいて、概ね10年に1回程度発生することが予想される大雨(1時間雨量63mm)による洪水を安全に流すために、護岸を整備して川底を掘り下げる工事をしています。川底を掘り下げる際に堆積したヘドロも一緒に除去することで、堀川の浄化を図ります。
工事は下流から順次実施しており、現在は主に松重閘門から名古屋城の間で行っています。
護岸整備では、『鋼管杭』と言って大きな鉄のパイプを打ち込みます。それぞれの現場によりますが、概ね直径が1m程度、長さが20m程度の大きさです。工事は、都心部のビルが密集している中で行うことから、低騒音や低振動の工法を採用することはもちろん、船の運航を妨げないよう配慮して実施しています。
護岸を整備した後に、川底を掘り下げます。先にしっかりとした護岸を整備してから川底を掘るようにすることで、沿川の安全を確保しています。


(鋼管杭打ち込み)

(川底の掘り下げ)
各工事現場では工事の紹介だけでなく、堀川の歩みや生き物が紹介された看板、大きな名古屋城の看板など、現場毎に工夫していますので、堀川沿いを散策される際は、工事現場にも目を向けていただければと思います。ちなみに、名古屋城の看板には、ある「仕掛け」があり、昼だけではなく、夜に見ていただくのもよいですよ♪

(工事現場の看板)

(名古屋城!)
ここまでお読みいただきありがとうございました。今年はこれが最後のブログ発信となります。厳しい寒さが続きますが、皆様、良いお年を迎えください。
今日は、いつもと趣向を変えて、堀川のあちらこちらで行われている工事についてご紹介します。
堀川はもともと名古屋の城下町へ物資を運ぶための運河として開削されましたが、現在は庄内川水系の一級河川として治水の役割を担っています。平成22年に策定された河川整備計画に基づいて、概ね10年に1回程度発生することが予想される大雨(1時間雨量63mm)による洪水を安全に流すために、護岸を整備して川底を掘り下げる工事をしています。川底を掘り下げる際に堆積したヘドロも一緒に除去することで、堀川の浄化を図ります。
工事は下流から順次実施しており、現在は主に松重閘門から名古屋城の間で行っています。
護岸整備では、『鋼管杭』と言って大きな鉄のパイプを打ち込みます。それぞれの現場によりますが、概ね直径が1m程度、長さが20m程度の大きさです。工事は、都心部のビルが密集している中で行うことから、低騒音や低振動の工法を採用することはもちろん、船の運航を妨げないよう配慮して実施しています。
護岸を整備した後に、川底を掘り下げます。先にしっかりとした護岸を整備してから川底を掘るようにすることで、沿川の安全を確保しています。


(鋼管杭打ち込み)

(川底の掘り下げ)
各工事現場では工事の紹介だけでなく、堀川の歩みや生き物が紹介された看板、大きな名古屋城の看板など、現場毎に工夫していますので、堀川沿いを散策される際は、工事現場にも目を向けていただければと思います。ちなみに、名古屋城の看板には、ある「仕掛け」があり、昼だけではなく、夜に見ていただくのもよいですよ♪

(工事現場の看板)

(名古屋城!)
ここまでお読みいただきありがとうございました。今年はこれが最後のブログ発信となります。厳しい寒さが続きますが、皆様、良いお年を迎えください。