堀川圏域河川整備計画ってなぁに?
- 2014/07/09
- 10:09

まだ梅雨なので、大雨にも注意が必要ですね。
さて、今日は事務局から堀川における行政としての取組みをご紹介。
ちょっと堅苦しい話もありますが、堀川を知るには大事なお話。
堀川では、河川整備や浄化の様々な施策が取り組まれています。また、市民活動や市民との協働によるまちづくり活動が行われています。

(ヘドロ除去作業の様子)
名古屋市では、「うるおいと活気の都市軸・堀川」を再びよみがえらせることを目標とする「堀川総合整備構想」を平成元年(1989年)3月に策定し、堀川の総合的な整備の理念と実現への基本的な考え方を示しました。
これに基づき、白鳥、納屋橋、黒川の3地区において先行的に整備に着手しました。また、平成14年(2002年)には、着手から10年が経過して3地区の整備に目途が付き、「なごや・堀川プロジェクト21」の提言を受けて、新たに松重、名城地区の整備に着手しています。
現在は、平成22年(2010年)10月に公表した「堀川圏域河川整備計画」に基づき名古屋市における堀川のハード整備は整備を進められています。
「整備計画」は、今後概ね30年間の具体的な河川整備の内容を示し、平成22年(2010年)10月に公表しました。堀川圏域(堀川流域と新堀川流域)では、関係機関や地域住民のみなさまと連携して、治水、利水、環境に関わる施策を総合的に展開していきます。
【名古屋市公式HP】堀川圏域河川整備計画
①基本理念
○水害から市民を守る安全な川づくり
○多様な魚や水生生物が生息し、都心の中で癒しの空間となる川づくり
○周辺環境と一体で、都心軸を形成する川づくり
を市民とともにめざします。
②河川整備計画の目標
○洪水による災害の発生の防止・軽減に関する目標
・概ね10年に1回程度発生することが予想される降雨(1時間雨量63ミリ)による洪水を
安全に流下させます。
○流水の正常な機能の維持に関する目標(平常時の流量に関する目標)
・猿投橋より上流においては、維持流量の確保に努めます。(概ね毎秒0.3立方メートル)
・猿投橋より下流においては、可能な限り流量の確保に努めます。
○河川環境の整備と保全に関する目標
・人と水生生物が共生できる望ましい河川環境の創出を図り、関係機関や地域住民と連携
し、さらなる河川空間の利用促進に努めます。

いかがでしたか?最後まで読んでいただけたでしょうか?(カタイ話ですみません。)
治水・利水・環境、、、。河川は色々な側面がありますね。
わたしたちにとって「いい川」とはなんでしょう?
福島正則から始まった川づくりの物語はまだまだ続いていますね。
堀川歴史探索③ 堀川の誕生 ~堀川開削
@堀川まちづくりの会事務局(河川計画課:松本)